2014年11月01日

初山別みさき台公園オートキャンプ場

今年3か所目のキャンプ場は初山別村。いわゆる「オロロンライン」と呼ばれる国道232号線を北上した途中にある海沿いの村。我が家も北海道内いろいろなところに旅行に行ったが、道北方面はほとんど行ったことがない。とくにオロロンライン方面は皆無である。ちなみに北海道最北端、稚内にも行ったことはない。なので今回はちょっとドライブも楽しみ。行ったことのない街は運転するだけでも楽しい。

国道275号線をひたすら北上、新十津川町から雨竜町、ひまわりで有名な北竜町に入る。北竜町に向かう途中、青看板に「碧水(北竜町)」という表記が繰り返しされていることに気づく。通常、市町村名などが入っているのが一般的な青看板に、なぜ北竜町だけ「碧水」という地名が表記されているのか、前々から疑問ではあったのだが、後日インターネットで調べてみると、「碧水」とは国道275号線と国道233号線が交差するあたりの地名だそうで、かつてはこの辺りに国鉄の駅があったんだそうな。おそらく当時はこの地域の中心的地域として栄えていたのだろう。その名残で、北竜町を象徴する地名として「碧水」の名が青看板に残っているのだろうか。何となく、土地の歴史を感じさせる話だ。

その「碧水」交差点を左折し、途中「北竜ひまわりIC」から、無料区間の深川留萌自動車道に入って「留萌大和田IC」まで。降りて少し走るといよいよ日本海が見えてくる。ここから国道232号線(オロロンライン)に入り、一気に初山別村まで突っ走る。小平町、苫前町、羽幌町と、普段はニュースでしか聞かない地名が次々と出てくる。小平町はかつて「にしん(漢字では「鰊」と書く)」で栄えたらしく、にしんのおいしそうな店が立ち並んでいた。苫前町はいたるところに風車が立っている。昔から風の強い街で、それを活かした風力発電が盛んなんだそうだ。羽幌町はかつて炭鉱で栄えた街で、天売島や焼尻島も羽幌町に属しているそうだ(Wikipediaより)。そしてようやく一家は初山別村へ。札幌からは4〜5時間、けっこう遠かった。

キャンプ場のある「みさき台公園」は海を見下ろす高台の上にあり、オートキャンプ場やフリーキャンプ場、温泉や食事のできる「岬センター」、そして天文台などが集まった場所で、初山別村の一大観光地である。夏休み最終日の日曜日で、海水浴シーズンも終わり間際だったためか、キャンプ客も数組しかおらず、区画も選び放題だ。フリーサイト(500円)でも全然余裕でゆったりキャンプできたなぁと思いながらも、予約したスタンダードカーサイト(3,000円)の受付をする。サイトは、海側にオートサイトのスペース、そして山側にフリーサイト、その中間地点に管理棟といったレイアウト。トイレが管理棟にしかないため、オートサイトの中でも海側の区画を選ぶと、トイレから遠くなる。我が家は子どもの夜のことも考えて、海からは遠いが管理棟のすぐ側の区画を選んだ。オートサイトは全サイトに炊事場がついているのが便利。

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テントとタープを建てたあと、早速海に出てみる。オートサイトの海側から長い階段ですぐ海水浴場に降りることができる。しかし海水浴客はほとんどいない。しかも「遊泳禁止」と書かれた紙まで貼られている。海水浴はまだ終わってないはずなのになぁと思いながらも、誰もいないのに水着になって海に入るのもはばかられるため、足だけでも海に浸かろうと海に向かって歩くと、地元の人らしきおじさんが声をかけてくる。ん?怒られるのか?と思いながらも話をしてみると、「クラゲが出るからやめといた方がいいぞ」とのこと。お盆明けの海はクラゲが出やすいと聞いたことがあるが、やっぱりそうなのか。さらにそのおじさんは話を続ける。「初山別は9月以降に来るとサケ釣りができるからオススメなんだゾ」とのこと。札幌からも適度に離れているため、穴場スポットとして初山別は魅力的な場所なんだとか。また、「今日は観光客も少ないけど、HBCの小川アナウンサーがいたぞ」とも言っていた。HBCラジオで平日の夕方にやっている「夕刊おがわ」を聴く機会の多い私にとって、もちろん存じ上げる名前だが、上のキャンプ場で宿泊するのだろうか。さすがに一人一人確認して歩くわけにもいかないので、偶然バッタリ出会うことを期待するしかない(結局会えなかったが。)

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さて、クラゲの多い海水浴場でウロウロしていても仕方がないので、とりあえずサイトに戻り、小川アナを探しつつ、今度は車で岩場のある海に向かう。体力がなく、インドア派のうちのヨメさんだが、岩場の海がなぜか大好き。今は見る影もないが、子どものころは活発だったと自称しており、岩ガニやヤドカリなどを捕まえるのが大好きだったんだとか。岩場を見たとたんヨメさんの目が輝いた。さっそくアミでヤドカリをゲットしていた。子どもたちも普段あまり見ることのないヤドカリに大興奮。

ところでこの岩場には、なぜか海の上に鳥居が立っている。スマホで調べると、この鳥居は「金毘羅神社」と呼ばれる神社の鳥居であり、祠は崖の中に建てられていた。明治の頃、金毘羅様のお札がこの辺りに流れ着いたことから建てられたんだとか。もちろん大きさも雰囲気も違うが、厳島神社を思わせる佇まいがないわけでもない。この海岸に、高そうなカメラを据え付けて鳥居に向かって写真を取ろうとしている人たちがいた。海が西側を向いていることから、鳥居の中に夕陽がちょうど収まる時間帯があり、それが絶好のシャッターチャンスなんだそうだ。しばらく岩場で遊び、シャッターチャンスを待つ。そして撮った写真が下のもの。哀愁が漂っていてとてもいい。

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キャンプ場へ戻り、夕食を済ませた後に向かったのは「しょさんべつ天文台」。オートキャンプ場のすぐ近くにある小さな施設。入場料は大人200円、子ども100円。この施設の目玉は大きな望遠鏡で、この日は土星を観察することができた。多少雲もあり、満天の星空とはいかないこの日であったが、望遠鏡を除くとうっすらではあるが、土星の輪も確認することができた。

翌朝、早々にキャンプ場を撤収し、我が家は再び岩場に向かう。昨日はヤドカリしか収穫がなかったが、ヨメさんが狙っているのは岩ガニ。ついてさっそくヨメさんが何かをゲットした。バケツの中を見てみると、そこにいたのは「クラゲ」。もう死んでいるのか動かずに平べったくなっているが、透き通るその美しい姿はまぎれもなくクラゲであった。昨日のおじさんが言っていた通り、よく見ると海にはけっこうクラゲがウヨウヨしているのだ。子どもたちも早速クラゲ探しに励む。生きてるのも死んでるのも含めて数匹を捕まえることができて大はしゃぎ。目的の岩ガニはなかなか見つからなかったが、私がふと石を持ち上げてみると、いたいた!早速逃げようとするカニをヨメさんが網でギリギリのところでゲット!小さいけど、見つけたことで大満足。最後は海に返してサヨウナラ。

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昼食は岬センターの食堂で、初山別名物だという「天然真ふぐ照り焼き丼」をいただく。子どもたちにとっては夏休み最後の思い出、久々に親子で無邪気に遊んだ夏の終わりであった。

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<キャンプ場概要>
初山別みさき台公園オートキャンプ場
住所:北海道苫前郡初山別村字豊岬
オートサイト料金:1泊電源付き3,500円、電源なし3,000円(どちらも炊事場つき)
その他フリーサイト、バンガロー等あり。海水浴シーズン以外は無料のフリーサイトもあり。詳しくは初山別村HPで。
近くの温泉:公園内の「岬センター」に日帰り施設あり。





posted by まったり at 08:39| 北海道 ☔| キャンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする